名もなきライターのブログ

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書いて暮らして年をとるということ

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2ヶ月ほど前に42歳になってしまいました。不惑とはよく言ったもので、迷いがなくなり、スパッと決断できるようになりつつあります。ただ、年をとっていくのです。年上の書き手をみて、本当に不安になります。「私もあんなふうになっちゃうんだろうか」と。今回はその話です。

 

 

古びてゆく書き手 

 

Webの書き手に対して、苦々しく思っている紙のライターさんは非常に多いようです。たしかに、ライター職の方が増え、適当にネットのまとめをぺぺっと書いて稼いで、という偏見があるのではないでしょうか。まあ、なんとでも言っていただいていいのですけれども、時代の流れは止められません。

 

たとえば、こたつ記事をやり玉にあげて嫌悪感をむき出しにする人。たとえば、メルカリの二次流通が文化の破壊だと言って暴れる人。大勢の先達をみて、ああ、時代ってのは本当に元に戻らないし、こうやってラッダイト(機械の発達で仕事が奪われる人)になってしまうのだなと、他人事ではない気がします。

 

ウェブの変遷

 

インターネットが登場して20年以上が経ちます。私は1997年から、つまり22年ほど前からインターネットの歴史をみてきた、「インターネット老人会」の一員でありながらも、現役で記事をネットにアップし、なんとか顧客のサイトにアクセスを送る書き手になってしまいました。

 

私はこの20年以上、ずっとネットをみてきました。ただ、自分から情報を発信したり、何か記事をアップしたりということはなかったような気がします。あっても、そのままの自分を刻んでいくことはなかったような記憶があるのです。

 

私たちの未来

 

インターネットが発達し、今後は5Gになっていくと思います。だから今のコンテンツマーケティングバブルは、動画に移っていくことでしょう。私ももしかしたら、20年前に私が夢中で読んでいたような書き手になってしまって、「名もさん、懐かしい!」といわれるようになってしまうのでしょうかね。

 

 

時代は移り変わります。インターネットも、社会も。私はたまたま、クラウドソーシングが盛り上がる直前に、「ライターなら生計を立てられるんじゃないか?」と一点張りしてうまく波に乗り、1円ライターを脱出する際も、リスクを取って全賭けしました。フリーとは自分の信用をかけたギャンブラーの別名ですから、どこかでリスクを取っていかなくてはなりません。

 

保守的になるな

 

この商売、保守的になったらダメなんですね。年をとっても守りに入ったら文章に出ちゃうんです。私だったら、守りに入って「家買って、はあ老後安泰♪」みたいな40代女性の文章は読まないです。何より、自分が読まない。

 

私がはてなでブログをはじめて、ランサーズを知ったきっかけでもあるちきりんさんなら、それで許されるのでしょう。家を買って、守りをかためながらも、バツグンのマーケット感覚で、市場を生き抜けるのでしょう。しかし私は凡人だから、努力を重ねるしかない。

 

別にネタ探しに外に出なくていい、特別な自分を探すために海外に行かなくてもいい。家の中にいてもいいから、ズシッと重たい記事が書きたいです。全身全霊の力を込めて、生きた証を刻みつけたいです。