名もなきライターのブログ

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エモい文章を書く秘訣。どこまでも変化していこう

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今日のブログは、マガジンのバックナンバーを加筆訂正してお届けします。

エモい文章はどこから来るのでしょうか。エモいとは、情動的であり、エモーショナルであり、心にささる文章のことです。

 

いろいろな人が、いろいろなことをいいます。ある人は、ある人は「エモい文章は書きたくない」と。

 

私が考える、エモい文章は「変化」が書かれていることです。そう、変化。今回は、2018年に爆発的にバズって一気にインフルエンサーとなった、iSaraオーナーのユーキさんのプロフィール文を参照しながら、エモい文章について考えていきましょう。ちなみに、このプロフィールは、私が初稿を拝見し、アドバイスさせていただいております。

 

  

エモいとは変化

 

 

この文章。初稿は荒削りだったので、冒頭だけは私が考えているのですけど、このように書かれています。

 

僕(@yukithaihalf)は大学在学中に月800万円を稼いでいましたが、人生は変わりませんでした。寧ろ、お金に人生を壊されかけました。そんな中、「ある事」キッカケで僕の人生が動き出したんです。(

21歳で起業して月収800万稼いだ僕の半生を語る。そこで味わった人生の絶望と希望。 | e-z-life

 

 

変化が書かれていますよね。

ただ、これは過去の変化です。ユーキさんのプロフィールには、お金を稼いでも人生は変わらなかったという過去の変化(未遂)、iSaraのみんなに出会って人生が動き出したという現在の変化、そしてこれからこのプロフィールを通じて、もっともっと大勢の人と出会い、人生を変えていきたいという未来の変化が、すべて書かれています。

 

だからこそ、大勢の人に読まれ、涙を流させ、読後感が最高に素晴らしいのです。最高の自己紹介文であり、ネットで話題になったのも納得できます。

 

ひとつ明かしていなかったこと

 

冒頭だけは私が考えて、残りはユーキさんが書かれたのですけど、いくつかアドバイスさせてもらいました。そのひとつがプロフィールには具体的な名称を書くこと。これもエモさを引き起こすひとつのフックになっています。最初は抽象的で観念的だった文章が、具体例、つまり日本のどの街の出生だったのか、タイのどの街在住だとか、どの大学だとか、そうした具体化した単語によって、より読み手の人生に接続されます。

 

これはヤンキー漫画と同様の仕掛けとなっています。ヤンキー漫画が日本人に非常に好まれるのは、ディティールが細かく描写されているという側面があり、たとえば携帯電話や自動販売機が細かく書かれています。これがリアリティつまり日常観をかもしだし、作品と読み手がそれらの描写を通じて、地続きになるのです。

 

ユーキさんがヤンキーだといってるわけではありません。エモい文章を書くには、こうした変化と日常のディティールが必要だという話でした。

 

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名もちゃん気まぐれマガジン|名もなきライター(S.Watanabe)|note